秋田っ子が「角館の武家屋敷」を半日観光するならここに行く【秋田旅行】

秋田旅行

みちのくの小京都!角館を楽しもう~

半日もあれば、有名な武家屋敷の町並みを十分に観光できるよ。

この記事で分かること

地元民が角館の武家屋敷を観光するなら行くところ

秋田県角館って?

どこにあるの?

角館は秋田市から車で1時間程度のところにあり、武家屋敷や桜が有名な地域。同じ仙北市には乳頭温泉や田沢湖など素晴らしい観光地が多くある。仙北市ばんざい。

角館駅には秋田新幹線もまるので、東京から新幹線で来るときはとっても便利。わざわざ田沢湖や角館にとまれるように秋田新幹線を作ったらしいので、しっかり享受していこう。(そのせいで秋田⇔東京間で4時間もかかるんだから・・・)

ただ、角館の武家屋敷だけでなくほかの観光地もめぐる際は交通手段をしっかり確認しておく方がいい。基本的に秋田観光をするなら車が便利。

冬は普通に雪が積もるので、冬季の観光には十分に注意が必要。

何が有名なの?

特に有名なのは「角館の桜まつり」。2023年は4月20日(木)〜5月5日(金・祝)予定

田沢湖角館観光協会ホームページより

角館中心部を流れる桧木内川沿いや、武家屋敷沿いに桜が咲いている光景をよく写真などで見かける。秋田の桜はGWに見られるからいいんだよね。

角館の武家屋敷」は桜の時期だけではなく通年で多くの観光客が訪れるスポット。藩政時代の建物が多く残り、みちのくの小京都と呼ばれる。

おすすめの観光地

武家屋敷の町並み

仙北市ホームページ:武家屋敷

武家屋敷通りは日本各地にあるが、角館の光景はなかなか変わっていると思う。

まずは道が広い。ゆったりすれ違える車道+歩道がある。私が行ったときも武家屋敷前の道路を車がふつーに通ていた。

広くて見通しのいい道路だし、地元の人も日常的に使っているみたい。

そして黒くて高い塀に枝垂桜!桜の時期が一番きれいなのかもしれないが、いつ行ってもこの光景は美しいと思う。

枝垂桜が影になって、塀がますます黒く見える

駅や観光案内所にある街歩きマップを参考に歩けば、迷うことはまずない。ただ、一本でも間違えるとすぐに普通の住宅地になるので注意。

角館歴史村・青柳家

ホームページ:青柳家

1番大きな武家屋敷。ひとつひとつの建物が大きいというより、敷地が広くてその中に様々な建物がある感じ。

展示品からは江戸時代当時の雰囲気が身近に感じられる。お庭も広くて、写真映えしそうなところがいくつかあった。

敷地内には食事処やお土産屋さんもあるので長くいられそう。

人がいなければいい写真スポットになる

どれか1つの武家屋敷しか見学できる時間がないという場合はここに来よう。

というか、私はここだけで十分に満足したので他のところは入らなくていいかなーっていうぐらいだった。

武家屋敷 河原田家

田沢湖角館観光協会ホームページ:河原田家

ここにはなんとなく訪問してみたけど、とっても気に入った場所。

苔がすごくいい!!!ちょっと暗い感じもして、そこがまたすごく独特で素敵。もののけ姫的な雰囲気。

中に入らなくても、入口部分だけでもちらっと見ていってほしい場所。

苔をきれいにとるのって難しい

樺細工伝承館

田沢湖角館観光協会ホームページ:角館樺細工伝承館

和風の門に洋風の建物

和の雰囲気の中に、急に洋風な建物があるので目立つ。地元の工芸品を中心に展示している場所らしい。その他にも物産館や喫茶店が併設されていた。

レトロでかわいい内装

私が行ったときは展示や喫茶室がお休みで、物産館を少し見ただけで終わった。

通常は樺細工の製作実演も行われているとのこと。江戸時代の話だけでなく、今にも続いている文化を体験できる建物なので、武家屋敷巡りの途中によってみるのも面白そう。

安藤醸造本店

ホームページ:安藤醸造

田沢湖角館観光協会ホームページより

地元民ならだれもが知っている有名なお醤油屋さん。いくつか店舗はあるが、本店は建物自体が市の有形文家財に登録されている。

お醤油だけでなく味噌や稲庭うどん、お菓子などいろんな商品が売っている。味噌やだしの試飲をやっているので、行くだけでも楽しい。

おすすめは白だし。白くはないけど。しょっつる(魚醬)のうまみがよく出ていて、和食になら何に入れてもあう。いろんなサイズがあるので1人暮らしでも買いやすい・・また買お。

安藤醸造ホームページより

私は北浦本館で食べられる「醤油ソフトクリーム」が大好き。北浦本館には、本店以上に様々な商品が売っていたり、ごはん屋さんが併設されていたりと充実のラインナップなので、車があるならぜひそちらにも行ってみてほしい。

ランチ

田沢湖角館観光協会ホームページ:グルメ>ランチ

角館は県内でも有名な観光地ということもあって、秋田の名物を出しているお店が多い。比内地鶏や稲庭うどんなどが様々なところで食べられる。

武家屋敷通りにも何件かお店があるので、観光してすぐ隣の建物でご飯を食べることも可能だ。

おそば屋さんもたくさんあっておいしそうだったので、ランチはおそばにした。

ホームページ:手打ちそばさくらぎ

ここでしか食べられない、というわけでは全くない。でもおいしかった。

駐車場があまり広くなかったので歩いてきた方がいいかな。武家屋敷通りからは少し歩くけれども。

ついでに行くなら

田沢湖

角館から車で30分ほどで着く田沢湖。私が将来別荘を買いたいと思っているほど美しい場所。

田沢湖の周辺観光スポットについては以下にまとめている。

抱返り渓谷

仙北市ホームページ:抱返り渓谷

角館から車で15分ほどで着く。緑の木々の中にある、赤い橋が印象的。

駐車場からすぐのところ。

例年、紅葉祭が行われているらしいのでその時期にまた行きたいな。

(地元民に)有名なのはここからいける「回顧の滝」。でも駐車場から少なくとも30分は歩くので、体力に自信のない人はやめといたほうがいいね。

滝までは、いくつかの橋やトンネルを通るので冒険している気分になれる。途中で見える川や小さな滝も綺麗だった。特に川は、田沢湖と同じ水面の色で不思議だった。

すごく楽しくて、往復で1時間も歩いたの?って感じ。

水しぶきはかかる

注意してほしいのは、必ず歩きやすくて汚れてもいい靴で行くこと。道はそれほど整備されていないし、日影が多いので、天気が良くても地面が濡れていることが多い。

あとは当然だけど冬季はやっていないので、冬の旅行では行けない。

まとめ

「角館の歴史や文化にとっても興味がある!!」という人以外は、武家屋敷観光は半日で十分

角館がある仙北市は、いくつかの観光地が近くにある(車とかじゃないと無理だけど・・)ため、併せてほかの場所にも行くことができる。

角館田沢湖観光協会がモデルコースをいろいろと提案してくれているので、ぜひ参考にしてほしい。

角館田沢湖観光協ホームページ:https://tazawako-kakunodate.com/ja/

へばな~(方言で「じゃあね」の意味)

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